山寺

【概要】 山寺の岩場は、松尾芭蕉の俳句で有名な山寺=立石寺から車で15分ほどの場所にある。

古いボルトラダーが数本あったものの、実質上の開拓は1989年春に斉藤太郎、中村雅行、滝口康博らによって開始されたといえよう。その後は小野巳年男、及川治芳などによってルートが追加され、東北を代表するエリアのひとつにまで数えられるようになった。

前々から、三崎海岸も含め山形のグレイドは若干辛いという意見が多い。仙人堂エリアは前傾壁。それ以外は垂壁からスラブであるが、内容のある良いルートが揃っている。

この岩場の特徴

  • リード(ボルト)

    リード
    (ボルト)

  • リード(クラック)

    リード
    (クラック)

地域 東北 エリア 山形県
区域 山形市
100岩場N0. 13
シーズン 4月~10月(真夏は暑い)
岩質 安山岩 傾斜 80~100度
ルート数 59本
~5.9:2
5.10台:15
5.11台:25
5.12台:12
5.13台:5
駐車場GPS -
場所 山形県山形市山寺
アクセス 山形市より国道13号を北上し2、3キロで山寺方面に右折。山寺からは馬形集落を経て、奥山寺キャンプ場跡をめざす。岩場へはここから山道を20分程度。宮城側には抜けられない。
アクセスマップ
宿泊・
キャンプ地など
多少離れるが天童高原キャンプ場がある。また天童市内には天童温泉があり、なかでも市民いこいの家「ふれあい荘」は料金100円という安さ。
小さな商店、食堂は山寺にもあるが、コンビニは国道に出ないとない。
その他 -
公衆トイレ なし
掲載書籍 北海道・東北