下帝釈峡

【概要】 開拓は山本宣夫ら地元広島のクライマーによって、1993年に天瀬(現在登攀禁止)、一の壁、二の壁、前面壁から始められ、翌年には東秀磯、北山真により太郎岩でシークレットギグ(4P、5.12b、A0)が登られる。その後奥村晃史により奥村道場、第二道場が開拓され人気エリアとなった。

【駐車場】
・駐車場以外には絶対に駐車しない
駐車場(花子岩アプローチ入り口の草地)以外の場所は駐車禁止。道路の反対側の草地や路上には絶対に駐車しないように。

・駐車場は詰めて使う
奥の方から、端の方から詰めて駐車する。花子岩への入り口や、その反対側にある山への入り口を塞いでもかまいません (地元の方の了解をいただいている)。帰る時間が同じ車同士は、より有効に場所が使えるよう、縦列で詰めて置くと良い。

・乗り合わせて台数を減らす
駐車台数を減らすため、霧降山荘の駐車場を活用し、乗り合わせて行く。

・ 駐車場が空いていなければ歩く
駐車場が空いていなければ、霧降山荘の駐車場に駐車して歩く。第2道場へのアプローチが中国自然歩道から分かれる地点より、自然歩道をそのまま行けばわずかな距離で花子岩に着く。

この岩場の特徴

  • リード(ボルト)

    リード
    (ボルト)

地域 中国 エリア 広島県
区域 広島
100岩場N0. 79
シーズン 通年
岩質 石灰岩 傾斜 90~100度
ルート数 約120本
駐車場GPS 34.823519,133.223261
場所 広島県神石郡神石町
アクセス 中国自動車道東城ICより県道25号で神龍湖方面へ10分、紅葉橋を渡った所で右のトンネルに入り、出て最初を左に曲がり永野小学校(廃校)まで5分。永野小学校~花面公園まで0.7km、そこから一の壁、前面壁は徒歩20分、奥村道場は徒歩40分、永野小学校~第2道場は徒歩30分、永野小学校~岩谷入口まで2.4km、そこから徒歩15分。備中の用瀬小屋から平川回りで帝釈まで約70分。
アクセスマップ
宿泊・
キャンプ地など
花面公園でキャンプ可能、水トイレ有り、一泊200円。支払いは、ながの村(☎0847-86-0215)へ。
霧降山荘は一泊300円。風呂はプラス200円。電気ガス水道有り。料金は集金箱に入れるか、ながの村へ。
清澤山荘は一泊1000円要予約(ながの村)。ながの村は一泊2500円要予約。風呂は帝釈の湯が400円。買い物は中村商店で酒と食料など大体そろう。
その他 注意=岩谷アプローチの杉林は、地主から通行禁止と言われているので通らないこと。奥村道場~第二道場は徒歩10分。渡渉あり。
*二の壁は登られていないので掲載していない。第三道場は開拓中。

【地元の方からの苦情】
・クライマーの車はスピードが速くて怖い
駐車場周辺の道路は、車のすれ違いができないくらい細い道路で普段は地元の方の車以外は通らず、道路は家の庭の続きのような場所。この道路沿いには小さなお子さんやお年寄りも住んでいて、犬や猫は放し飼いにされている。万が一にも事故を起こさない様、徐行することを心掛ける事。

・顔を合わせても挨拶がない
花子岩は個人の所有地。地主さんのご理解を得た上で開拓し、使用させていただいている。花子岩アプローチの駐車場は上記の地主さんの他、複数の地元の方が共同で管理している土地を、ご好意で使用させていただいている場所と認識を持ち、地元の方と会った時には必ず挨拶をすること。

花子岩を含めこの一帯のエリアは、開拓者が地元の方と良好な関係を築いてきたこと、また近年はTC-NETの活動を通じて地元の方々と交流を行っていること等、多くの関係者の長年にわたる努力の上に良好なクライミング環境を保っているが、地元の方の全員がクライミングに対して理解があり、好意を持っているわけではない。また、現在の良好な関係が将来も続くという保証はどこにもない。地元との関係を良くするのも悪くするのも、クライマー一人一人の行動によるものであることをよく理解してほしい。
公衆トイレ
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