倉上慶大、京都・笠置ボルダーReBirth初登

倉上慶大が、11月25日に京都・笠置ボルダーのプロジェクトを初登した。6m ほどのハイボルダーに走るシンクラックのラインでグレードは四段以上としている。ルート名は ReBirth。

「京都・笠置のボルダリングエリア中流には一際目を引く綺麗な一本のクラックが走ったビッグボルダーがあり、このラインは十年来、笠置のビッグプロジェクトとして言い伝えられてきました。

先日、そのラインを「露出した岩を覆うだけの最小限のマット、スポット無し、グランドアップによる初登」という理想に近いクライミングスタイルで足下にすることが出来ました。 ライン自体はあまりトライされた形跡がなく、ローカルの方たちの話でもプロジェクトであるとのことでしたので初登ではないかと思います。

このラインの名は“ReBirth”。クライミングという文化の発展とクリエイティブな登攀への精神的啓発を込め、こう名付けました。
この岩のてっぺんには過去に打たれた錆びたリングボルトがあり、このラインを登った後、本当ならばこのリングボルトも除去してしまいたい気持ちでしたが、岩場の歴史を刻んだ過去の遺物として遺すことにしました。」

とコメントしている。

関連リンク

同一カテゴリの最新ニュース