デイブ・マクリード、ドロミテで新ルート開拓

スコットランドのデイブ・マクリードが、イタリア・ドロミテのチマ・オベスト北壁に、新ルート Project Fear(11ピッチ、5.14b) を開拓した。

スタートの 90m は、1968年に初登された人工ルートをフリー化し、そこからはハング帯を左にそれる人工ルートと別れ、直上にラインを取り、5.11b、5.12c、5.13c という 3ピッチを新たに開拓し、2007年にドイツのアレックス・フーバーが初登した Pan Aroma の核心ピッチ(5.14b) に合流し、最後はクラシックのカシンルートに抜けている。

3週間のドロミテツアーに来ていた、デイブでだったが、天候にも悩まされ、実質壁に取り付けたのは 10日未満だったようで、短期間でのルート開拓となった。