小山田大、遠山川で最難課題“六道”に成功

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六道、2手目の左手をとったところ 写真=齋藤喜子

小山田大が遠山川を計4日間訪れ、多くの成果をあげた。

まず3月17日には“骸(四段、名古屋の匿名クライマー初登)”をムーブ確認後、2回目のトライで完登。つづいて“ヘリックス(五段-、初登者同、“骸”とスタートの数手が違う)”をスタートからの数手を確認後、最初のトライで完登。19日には“明鏡止水(五段、初登者同、ハードな3手から“骸”)”を繋げ3回目のトライで完登、グレードをV14/15とした。

同日、“明鏡止水”の左下からさらに3手が追加されるロースタートをトライ、可能性を確認する。22日にトライするも気温が高いこともあり、最後のマントルで2回フォール。

そして25日、各パートのムーブを確認後、最初のトライで完登。あっけない幕切れに本人も「本当に難しいのかどうかわからなくなった」とのことだが、「“明鏡止水”より2グレードほど上」、「“バベル”、“ハイドランジア”よりハード」ともコメントしており、国内最難の1本であることは間違いないだろう。課題名は「六道」。グレードはV15としている。

なお竹内俊明も、“骸”を3日間のトライで3月8日に成功。“明鏡止水”を3月23日に合計5日間のトライで第3登している。

>>グレード比較表

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