山を整備して「守る」体験を! 登山道整備の林業体験イベントが 東京・檜原村で開催。参加者募集中

御前(ごぜん)山、三頭(みとう)山、大岳山といった奥多摩を代表する山々がある東京都檜原(ひのはら)村で、6月に林業体験ができるイベントが開催される。タイトルは「トレイルランナーのための山仕事体験-東京・檜原村の森をつくる-」となっているが、山のアクティビティ愛好者も大歓迎のイベントとのこと。

林業は、木々を切り倒すワイルドなイメージがあるが、イベントで体験する内容は「山の中に道を作る:森林整備の作業道作り」。登山者やクライマーでも気軽に挑戦できるものとなっている。

「ふだん何気なく登っている山道は、どのように作られ、整備されているのだろう?」「檜原村の植林地はどのようにして守られているのだろう?」などの疑問や、「いつも登らせてもらっている山に恩返しをしたい」「登山道を整備するための具体的方法を学びたい」といった要望に応える企画となっている。また、9月には2回目のイベントも開催予定。

参加の申し込みには、ヤマケイオンラインの会員登録が必要になるが、ぜひこの機会に、山を「利用」するだけでなく、整備して「守る」という体験をしてみていただきたい。

詳しい紹介、お申込みはこちらから >> MtSN HP

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スタッフの指示にしたがって作業しよう(写真提供=森のライフスタイル研究所)

◇「トレイルランナーのための山仕事体験-東京・檜原村の森をつくる-」イベント概要
[第1回 森林整備のための作業道をつくる]
日本の滝百選にも選ばれた払沢(ほっさわ)の滝近くで「森林整備の作業道作り」を体験する。登山道は既に切り開かれ、歩きやすいように整備されているが、もともとは自然の山の中、はじめには道なき道を整備した人たちがいた。山の中に道を作ることの難しさ、大変さを知ることは、登山道を利用させてもらっている登山者にとって意義のある体験となるだろう。

開催日: 2015年6月6日(土)
集合: 8:30 檜原村「払沢園(ほっさわえん)」駐車場
   ※JR武蔵五日市駅より西東京バス「払沢の滝入り口」バス停近く
   ※マイカーアクセスも可
   ※払沢園から徒歩10分の作業現場で作業
終了: 15:00 「払沢園」駐車場で解散
   ※武蔵五日市駅行きバス=払沢の滝入口バス停 15:08発、15:49発
参加費: 5000円(講師料、昼食代、イベント保険代含む)
定員: 50名(先着順、最小催行人数40名)
服装・持ち物: 汚れてもよい動きやすい服、軍手、タオル、飲み物
主催: 山と溪谷社/マウンテンスポーツネットワーク(MtSN)
詳細URL: http://www.mtsn.jp/journal/detail.php?id=270
協力: (株)東京チェンソーズ

◇問合わせ先
山と溪谷社 イベント事業部
TEL03-6744-1918
(担当=奥村・菅沼)

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