日本ユース選手権 “ミレーカップ ”

20150402_yuouth_yosen28日、印西市松山下公園総合体育館にて予選の様子

3月28日、29日、印西市松山下公園総合体育館において、クライミング日本ユース選手権2015“ミレーカップ”が開催された。北海道から九州まで参加者は男子140名、女子81名。人数もさることながら、そのレベルの進歩は著しい。

28日の予選は2本のルートをフラッシング(他選手の登りを見ることが可能)で行なわれたのだが、女子が5.12c/d、5.13a、男子が5.13a、5.13a/bという高グレード。それでも男子ジュニアで7名、男子ユースAで8名が両ルート完登している。

注目の田嶋姉弟はやはり強く、姉のあいかがユースAで、弟の瑞貴がユースBで、それぞれただ一人の両ルート完登を決めた。

2日目の決勝はアンダーユースB男女から行われた。女子は伊藤ふたばと森秋彩(あい)の一騎打ちとなり決勝を両名が完登。カウントバックで伊藤が優勝した。

続いて進行の都合からジュニア男女。グレードは女子5.13b、男子は10人中優勝候補が8人もいる激戦区ということで、5.13c/dにまで引き上げられた。結果、楢崎智亜、波田悠貴、島谷尚季が最終ホールドタッチの同成績となり、タイム差で楢崎の優勝となった。女子は野中生萌がボルダリングワールドカップ2位の実力を見せ優勝。

同ルートで行われたユースA、男子はやはり完登なしで緒方良行が優勝。女子は田嶋あいかが見事完登、今大会男女を通じただ一人の全ルート完登を決めた。

再びルートが変更され、最後におこなれたユースBでは、男子が田嶋瑞貴、女子は曽我綾乃が優勝した。(文・写真=北山 真)

◇日本ユース選手権 “ミレーカップ ”リザルト
 ・ジュニア(1996,1997年生まれ)
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 男子
 1   楢崎智亜(栃木県)
 2   波田悠貴(埼玉県)
 3   島谷尚季(千葉県)
 女子
 1   野中生萌(東京県)
 2   義村 萌(三重県)
 3   竹内彩佳(千葉県)

 

 ・ユースA(1998,1999年生まれ)
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 男子
 1   緒方良行(福岡県)
 2   楢崎明智(栃木県)
 3   原田 海(大阪県)
 女子
 1   田嶋あいか(三重県)
 2   中村祐香梨(静岡県)
 3   錦織美里(広島県)

 

 ・ユースB(2000,2001年生まれ)
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 男子
 1   田嶋瑞貴(三重県)
 2   小西 桂(神奈川県)
 3   土肥圭太(神奈川県)
 女子
 1   曽我綾乃(埼玉県)
 2   小島果琳(岐阜県)
 3   樋口結花(佐賀県)

 

 ・アンダーユースB(2002,2003年生まれ)
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 男子
 1   西田秀聖(奈良県)
 2   鶴 隼斗(埼玉県)
 3   大政 涼(愛媛県)
 女子
 1   伊藤ふたば(岩手県)
 2   森 秋彩(茨城県)
 3   島田祐生(大阪県)

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