村井隆一、”暗黒丸 四/五段”を第3登

3月8日、村井隆一が恵那・笠置山の”暗黒丸 四/五段”を登った。村岡達哉、橋本今史に続く第3登。トライは1時間程度。

文・写真=村井隆一

初めは1手目のカチ取りが非常に悪く苦しめられたものの、何度かトライしてるうちに〝コツ系シーケンス〟であることが判明しました。2手目以降も、多様な足技が求められたりと、短いながらも内容が豊富な良き課題でした。

トライは1時間程度です。 非常に短い課題なので、グレードが付けづらいです。ただ核心といわれる初手取りは、四段くらいの強度があると感じました。加えて、約160度の強傾斜においてシビアなスメアリングのような足置きで、2手目にデッドして振られに耐えるパートもかなり消耗しました。

ただ、トライ時間がグレードに対して常に比例する訳ではありませんが、五段はないと思います。そのため、提案されている四/五段というグレードには自分も同じ意見です。〝ミジカシイ〟課題の中での比較だと、少し前に初登した塩原の”ユミル”に四/五段というグレードを付けており、それと同じくらいの難しさだと思います。

>>グレード比較表

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