橋本今史、笠置山の“暗黒丸 四/五段” を第2登

11月24日、恵那でやっとこさ“暗黒丸 四/五段”を登ることが出来ました。自分の知る限りでは2登かと思われます。

この課題は恵那の超人気課題“イルガ”のすぐ近くにあるにもかかわらず、マニアしか知らない名前通りの課題です。

何年か前(2012年11月)に村岡達哉氏が初登後、登られていなかった課題で(というより、ほとんど手をつけられていない)、“カルム”を登った後、次の恵那の目標として位置づけていました。3シーズン目でようやくの完登になります。

課題は実質3手、足近い、悪い、理不尽、真っ向勝負系。

実はこの日まで1手目をただの1回も止めることが出来ていませんでした。それどころか2手目からスタートして上まで抜けられたのも、この日が初めてで、完登なぞシーズン終わりギリギリぐらいのプランを立てていたので、この結果は今でも信じられません。

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初登する村岡達哉

 

さてこの1手目、自分の感覚で”Spectre V13″の核心と同じか、それ以上に悪い気がします。スタートは割とかかるんですが、いかんせん足がめちゃ近く、ポジションも悪く、ルーフなのにスメアに近い足置きで、1手目がひたすら遠く、向きもかかりも悪い。1手目取ったポジションで慣れてきたときでさえも、止まっているだけでフルパワー。2シーズン目でやっと浮けたと記憶。

>>この理不尽なくらい悪い1手目も、この雪降る寸前の3年に……

>>グレード比較表


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