アジア選手権2014 野中生萌がボルダリング優勝!大田理裟リード2位!

大会会場全景

2014年10月1日から3日間、インドネシア、ロンボク島にて、リード、ボルダリング、スピードの3種目が実施された。連日30度を超える猛暑と炎天の下、インドネシア、中国、イラン、韓国、香港、タイ、日本、シンガポール、インド、マレーシア、台湾、カザフスタンの12の国と地域から延べ178名の選手がエントリー。日本からは6名の選手が、男女合わせて5種目にエントリーした。

女子ボルダリングでは、決勝出場6名中5名が4完登(全完登)という接戦の中、野中生萌は4完4撃で4完5撃のサ・ソル(韓国)を退けて優勝。3位から5位までは4完6撃で並んだ。ボーナスのアテンプト数の差で大田が4位に。先日の世界ユース選手権(ニューカレドニア)においてジュニアの部女子リードで優勝した尾上彩は、準決勝で惜しくも7位となり、決勝進出を逃した。

女子リードは、予選、準決勝、決勝を通して、キム・ジャインと大田理裟選手が3完登したため、決勝順位はタイム差で大田選手が2位に。優勝を逃したとはいえ、大田選手は予選から3本全て完登出来たことで、かなりの達成感を得た模様。

今回、スピード用壁が一つもない日本から、3名もの日本人選手がスピード種目に参戦した。その結果は、23名中20,21,22位であったが、彼らの果敢な挑戦に拍手を送りたい。とくに是永敬一郎選手の3日間3種目のエントリーには敬意を表したい。(文・写真=水村信二)


写真左=野中生萌選手、写真右=大田理裟選手


女子ボルダリング表彰式

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