今泉結太、北村啓祐、小峰直城、乾杯 5.14bを完登

今泉結太が11月21日、二子山東岳の乾杯(5.14b)を登った。島田貞夫、松島暁人、平山ユージ、小澤信太、安間佐千、原田裕介、新田龍海、正田信一、嵯峨敦、伊東秀和、原田幸作、橋本正寿、松浦凌、樋口純裕、小林成行、小西大介に続く第17登。トライは5日間。

「実は中坊だった頃、初登者の”怪人”にこのルートの話を会う度に30分くらい語られ、当時の自分にはなんだそりゃでしたが、日本の数あるハードルートの中で初めて名前を知ったルートがこの乾杯だったんです、そんなルートを登れて感慨深いなーとか思ってます」

乾杯のグレードはこれまで5.14cとされてきたが、小澤、安間、樋口など、そして今回の今泉も5.14bが妥当としている。限定があるとされてきたこのルートだが、限定していたホールドが欠けたため、実質なくなったものと思われる。

なお、11月22日、北村啓祐も乾杯に成功した。第18登。トライは2019年12月14日〜2020年11月22日の計10日間。26トライ。1テンからが長かったです。応援、サポートいただいた皆様、ありがとうございました」

さらに11月23日に小峰直城も乾杯を登った。第19登。トライは3日間。小峰も5.14bを妥当としている。


乾杯を登る北村啓祐 写真=持田 仁

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