中野稔、熊本で国内最難V13/14のフラッシュ!

5月3日、中野稔が熊本県水俣・耳取峠エリアの月光(V13/14 四段+/五段)をフラッシュした。これまでで、国内のボルダーのフラッシュとしては中嶋徹によるパンドラム、山内誠によるパッション、中野自身によるストイシズムSDがあるが、これらはすべて(V12 四段)。海外では茂垣敬太が2本のV13に成功している。

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「コンペ引退後に何か成果を出したいと思っていました。ボルダーの高難度課題フラッシュに挑戦したい気持ちが強かった。そして、初めて行く熊本県耳取峠の月光を選びました。

その日、気温が下がる夕方まで待った。フレッシュな状態なら出来ると信じてスタートした。やはり最初からパワフルで難しく余裕がない、中間部をこなし核心へ、左ピンチが悪くて持てない、迷うと落ちると思い最後の核心へ、右足が切れた刹那落ちたと思ったが、体が壁に戻ってきた、一度落ち着きマントルを返した。嬉しくて岩の上で叫びました」

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