大堂海岸、アプローチの一部が崩壊

良質のクラック、比較的暖かい気候によって、冬場多くのクライマーが訪れる大堂海岸だが、7月の豪雨によりアプローチの各所で崩壊が見られる。

以下は11月末に訪れた安部史明氏による報告。

「すでにご存知の方も多いかと思いますが、7月の豪雨の影響で道路およびアプローチの各所で崩壊や落石が発生しています。まずモンキー、ハーバーエリア方面(展望台方面)へ向かう旧道は、道路の崩壊や崩土・落石が多数発生しており、車の通行はできません。県道との分岐付近か、ちょい奥に駐車し、歩いてアプローチすることになります。モンキー、ハーバーへの降り口まで歩いて10~15分程度です。なお、この道は柏島方面へ抜けていますが、柏島方面から行っても崩土や落石が道を塞いでおり、車で侵入することはできません。

最果てエリア方面ですが、東のエリアの中央付近「黒い悦び」と「柿羊羮」の間が大きく崩壊しています(遠望の写真)。この崩壊で四国の道(歩道)が寸断されていますが、四国の道の高度がちょうど崩壊の最上部付近なので30mほど高巻けば通過できます。

ということで、各エリアへのアプローチは一応可能ですが、こういう状況ですので、クライマーが事故やトラブルを起こさないよういつも以上に注意が必要かと思います」


モンキー、ハーバーエリア方面 旧道の崩落


最果てエリア方面 崩落地遠望


四国の道より

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