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ドイツのピルミン・バルトル、南米3本目となる5.14dルートを開拓・初登
ドイツのピルミン・バルトルが、チリ、ソカイレの岩場(標高3600m)で南米3本目の5.14dルートとなるRuta de Cobreを開拓・初登した。
ルートはチリ北部にあるサン・ペドロ・デ・アタカマ郊外のQuebrada de Nacienmentoの岩場にあり、標高は3000mを越えるため、薄い空気や気温に苦しめられている。
ルート自体は全長18mの薄かぶりの壁で、核心部は浅いポケットが続いている。完登は6月4日、トータルでは19トライかかっている。
ピルミンは2013年にスイス・リンデンマールでMinimalomania(8C+/9A、トラバースグレード)を、2015年にはスイス・フリブールでDrop a Line(8C+,こちらはボルダーグレードつまり世界最難)を、 2015年にスイス・ガルミウでMeiose(9b)を初登しているが、いずれもグレードは確認されていない。
南米最初の 5.14d ルートは、ピルミンが昨年の6月にチリ南部で開拓・初登した Azul es el Cielo de Los Ciegos で、2本目が先日、アレックス・メゴスが初登した Pasito a Pasito(5.14d) になる。