「Red Bull Asura Exhibition Session」三重県熊野市で初開催

写真=Jason Halayko / Red Bull Content Pool

9月24日(日)、熊野ボルダリングエリア (三重県熊野市紀和町湯ノ口10)にて、Red Bull Asura Exhibition Session (レッドブル・アシュラ エキシビション・セッション)が開催された。本大会は、最低1名の女性クライマーを含む同カテゴリー3人1組のチーム形式という、これまでに無い新しいフォーマットで行なわれた。

世界でも類を見ない形式の大会を屋外で開催したことについて、野中は大会後 「以前より3人1組でトレーニングに取り組むのが最も効果的と感じていました。具体的には、交代で課題に取り組む際の待ち時間の間隔や、課題に対してディスカッションするのに3人がちょうど良いと思い、Red Bull Asuraのフォーマットを思いつきました。

今日、大会を迎えて感じたことは、みんな本当に楽しそうに課題に取り組んでいて、見ていて嬉しく思いました。私もそうですけど、今回、初めて外岩での大会を体験した方も多く、この競技の原点を通して魅力を再発見してもらい、さらにはこれをきっかけに外岩に挑戦し、競技レベルをさらに上げていただければと思います」とコメントした。

大会前日の前夜祭では、三重県知事の鈴木英敬氏と熊野市長の河上敢二氏が訪問し、選手を激励するとともに、Red Bull Asuraをきっかけに、熊野が日本国内のボルダリングの聖地となっていくことに寄与したいと語った。

会場整備及び運営に携わった紀南クライマーズ協会会長の尾畑氏は「Red Bull Asuraの会場の奥にひとつエリアがあり、以前からここに良い岩があるのは知っていましたが、草木に覆われていたため、手を付けていませんでした。今回、開催の話をいただいたことがきっかけでこの場所を開拓しました。ここは狭い範囲にさまざまな課題があるとても魅力的な場所です。後日、正式に発表したいと思いますので、是非、皆様に登りに来ていただけたらと思います」とコメントした。

リザルト

ファンクラス

東京予選代表(成績:個人完登数:27、初登数:2)
石井達也 埼玉県 27歳
桜井俊徳 東京都 27際
石井葵 埼玉県 26歳

ミドルクラス

福岡予選代表(成績:個人完登数:15、初登数:4)
佐藤彰 大分県 39歳
菅祥太 大分県 26歳
森本日菜 大分県 16歳

オープンクラス

大阪予選代表(成績:個人完登数:16、初登数:1)
清水淳 京都府 29歳
坂本朱里 京都府 25歳
清水裕登 大阪府 21歳 (※B代表)

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