※フレッド・ルーラン
2003年に来日。平山ユージ、小山田大とも親交が深いフレンチクライマー。UFO(8c)、Hugh(9a)、そしてAkira(9b)など、時代を超越した難ルートの初登で知られる。特に1本指を駆使するルートが多く、真骨頂はHughと同じオークレールにある、Del’autre cote du cielでルーフを1本指の連続で体を回転させながら登るというもの。発表時9aだったが、誰がやってもまったくムーブができないので本人が再登し9a+とした。そのルーランが「鋼鉄の様な強さの指が必要」とコメントしたのがSalamandreなのだ(R&S042号参照)。