小山田大、岐阜・白川のプロジェクト V15/16を初登

2019年11月30日、小山田大が岐阜・白川のプロジェクトを完登、サンクタムとした。4mほどの150度のルーフから始まり、徐々に傾斜が落ちてくる全長7mほどのライン。手数はほぼ18手。 トライはのべ12日間。

「この日3回目のトライで初めて下部が繋がり2手進んで落ち、続く4回目はなんと後一手、リップ取りで失敗してしまった。かなり絞ったのでもうダメかとも考えたが、何となく今日この条件を逃してはいけない予感がし、ロングレストを挟んだ5回目、このトライは完璧だった。

不思議な予感はあったものの、まさか今日登れるとは思っていなかった。呆気なく登れてしまった感はあったが、思い返してみるとかなり苦労したと思う。

とにかくこの課題はムーブが複雑かつテクニカルで発見し構築していくのに時間が掛かった。グレードはV15よりは難しいと思うのだが、16かと言われるとかなり怪しい。そもそも自分は15の経験は沢山あるが、16の経験があまりに乏しいため、15からどれくらい離れたら16になるのかが良く解らない。ムーブももっと良いものが発見される可能性もある。暫定的にV15/16、 五〜六段としておく」

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