リードワールドカップ、スイス・ヴィラールで開幕

文=北山 真 写真=Eddie Fowke/IFSC

7月6日、7日、スイス・ヴィラールでクライミングワールドカップ(リード)開幕戦が行われ、日本からは男子9名、女子7名が参加、ファイナルには男子2名、女子3名が進出したが、表彰台に上がったのは楢崎智亜だけだった。


リードでも順調なスタートをきった楢崎智亜

男子セミファイナルでは、オーストリアのマックス・ルディギアが神がかり的なただ一人の完登を見せた。
女子はやはり昨シーズンのチャンピオン、スロベニアのヤーニャ・ガーンブレッ卜が強く、完登こそ逃したもののセミファイナル、ファイナルともに1位で圧勝した。野口啓代は、予選をただひとり2ルート完登し期待されたが、セミファイナル6位、ファイナル5位となった。野中生萌、小武芽生は自己ベストを更新した。


今シーズンもヤーニャの強さは変わらない

35歳でワールドカップにカムバックした韓国のソン・サンウォンだが、結果は45位だった。

リザルト

男子

1 ヤコブ・シューベルト AUT
2 ロマン・デグランジュ FRA
3 楢崎智亜
4 ステファノ・ギゾルフィ ITA
5 マックス・ルディギア AUT
6 ミン・ヒュンビン KOR
7 ドメン・スコフィック SLO
8 波田悠貴
――
10 藤井 快
12 田中修太
14 中野 稔
16 本間大晴
19 緒方良行

女子

1 ヤーニャ・ガーンブレッ卜 SLO
2 ジェシカ・ピルツ AUT
3 キム・ジャイン KOR
4 マノン・イリー FRA
5 野口啓代
6 野中生萌
7 小武芽生
8 白石阿島 USA
――
13 尾上 彩
18 伊藤ふたば
22 廣重幸紀  

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