「クライミングネット フォトコンテスト2017」入賞作品発表!

今年で4回目の開催となりました「CLIMBING-netフォトコンテスト2017」。写真の募集期間が短かったのですが、合計で275点の作品をご投稿いただきました! たくさんのご応募まことにありがとうございます。

クライミング写真といっても、シチュエーションやジャンル、スタイルはさまざま。心躍るクライミングシーンは、人それぞれに違い、各人各様に楽しんでいることが伺えました。

そんな想いを感じながら、一枚一枚、作品を拝見してコメント読み、『ROCK&SNOW』編集部と『CLIMBING-net』編集部による選考会の結果、以下の入賞作品が決定いたしましたので発表いたします。

なお、アウトドア部門のエーデルリッド賞「閑さや岩にしみ入るクライマーの声」、インドア部門のミレー賞「moment」、編集部特別賞「GANBA!!」の作品3点は、12月発売の『ROCK&SNOW』078号でも紹介させていただきます。ぜひ誌面でもお楽しみください。

>>「CLIMBING-net フォトコンテスト2017」概要

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アウトドア部門

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photo2016_pri01s 「閑さや岩にしみ入るクライマーの声」
 
ニックネーム: ほんだたつ
 
エリア・ルート: 山寺 マルボロ
 
編集部からのコメント:
岩と背景の比率、クライマーの位置(最も安定する下から3/4)、光と影の比率(ほぼ半々)と、すべてのバランスが完璧。クライミングフォトの王道を行く作品。

 

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photo2016_pri_ss103 「終わらない夏 止まらないカチ」
 
ニックネーム: ぶこう
 
エリア・ルート: 御岳ボルダー 玄関岩
 
投稿者のコメント:
夏の御岳は川遊びも兼ねて。 エンジョイクライミングでした。
 
編集部からのコメント:
躍動感あふれる裸足のクライマー。爽快な夏の水辺で、タオル巻きが決まってる! タイトルにある「カチ」をとめ、夏の宿題は終えられただろうか。

 

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photo2017_grow 「OnSightをかけて」
 
ニックネーム:しゅんたろ
 
エリア・ルート:赤岩青巌峡 天国列車(12b)
 
投稿者のコメント:
北海道を代表する課題の一つ、”天国列車” オンサイトトライの一コマです。 何が何でも落ちない!という気迫の伝わるトライでした。
 
編集部からのコメント:
オンサイトとは、クライマーにとって、たった一度しかない挑戦の機会。気迫の表情と前腕の緊張が、コトの重大さを物語っています。その表情を中心に、アップ気味にとらえた撮影者の努力が実りました。完登の暁には、おいしい本格派コーヒーを、どうぞ。

 

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photo2017_the 「DWS」
 
ニックネーム:エテモン
 
エリア・ルート:スペイン、テネリフェ島でのディープウォーターソロ
 
投稿者のコメント:
波が高くて怖い!!
 
編集部からのコメント:
泡立つ波頭が足元をさらうような状況でのソロクライミング。「怖い!!」気持ちはよくわかります。次の瞬間がどうなったのかが気になるところですが、その勇気に一票。海ですが「山専ボトル」をプレゼント。

 

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photo2017_pata1 「至福の昼寝場所」
 
ニックネーム:まっかりずむ
 
エリア・ルート:北海道、積丹
 
投稿者のコメント:
自分のペースで登れるのもクライミングの醍醐味。 オンサイト前の精神集中と見せかけてちゃっかり昼寝。 岩の寝心地最高でした。
 
編集部からのコメント:
岩場での昼寝の経験があるクライマーなら、その至福の時を知っているだろう。まるでそのためにあるようなサイズの岩。しかしもうすぐ戦いが始まることを岩に掛けられたギアが語っている。

 

photo2017_pata2 「秋の朝」
 
ニックネーム:ニコライ
 
エリア・ルート:瑞牆 ダブルカンテ
 
投稿者のコメント:
秋になるとフリクションが良くなりあっさり登れた
 
編集部からのコメント:
朝のさわやかな光に浮き上がったボルダーをとらえた1枚。画面の中から乾いた岩の感触が伝わってきます。左右の木を門構えにしたフレーミングもユニークで、クライマーのポジションもカンテの形状にシンクロしており、面白い構図となりました。

>> インドア部門、編集部特別賞の結果はこちら

 

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