パタゴニア・セロ ムラジョン南東リッジ初登

2012年12月14日

フランスとスペインの 5人からなる混成チームが、パタゴニアのセロ・ムラジョン南東リッジを初登攀した。9日間を要した登攀には、ビバーク用にポーターレッジを持ち込んでいる。また、ビレイ用に 15本のボルトを残置している。ルート名は Pillar del Sol Naciente (1000m、7b A1 WI6 M6)。

パタゴニアの権威、ローランド・ガリボッティは「パタゴニアに残されていた最も綺麗な未踏ライン」とこのラインを評している。

セロ・ムラジョンは 1984年にイタリアの Casimiro Ferrari らによって初登されたが、このラインは数度にわたってトライされていたものの、独立峰独特の強風と傾斜の強さ、1000m という長さもあり、いまだ未登のままだった。

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