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渡部桂太、ボルダリングワールドカップ第3戦で優勝
文=北山 真
渡部桂太(23、三重)が4月29、30日に行われた、ボルダリングワールドカップ第3戦中国・南京大会で優勝した。渡部は予選Bグループで2位、セミファイナルでは1位と終始好調を維持し、ファイナルでもただ一人の全4完登で金メダルを手にした。
日本人選手はこの大会でも全般的に好調で、ファイナルには男女ともに半数の3名が出場した。男子は今後、楢崎智亜、藤井快の両トップに、渡部が加わった三つどもえの戦いが展開されるのではないだろうか。
女子は第2戦で異次元の実力を発揮したヤーニャ・ガーンブレットだが、ファイナル第3課題でつまずき、ショウナ・コクシーに優勝をさらわれた。いずれにせよ、今シーズンはこの二人の壮絶な戦いになることが予想される。野中生萌がこのトップ争いに加わることに期待したい。
男子
1 渡部桂太
2 楢崎智亜
3 イェルネイ・クルーダー (SLO)
—
4 チョン・ジョンウォン (KOR)
5 マニュエル・コルヌ (FRA)
6 杉本 怜
女子
1 ショウナ・コクシー (GBR)
2 ヤーニャ・ガーンブレット (SLO)
3 野中生萌
—
4 キム・ジャイン (KOR)
5 尾上 彩
6 小武芽生