2017年10月12日 フリーニュースカテゴリルート アレックス・メゴス、JAWSⅡ 5.15aを3撃! Tweet 文=北山 真 Alexander Megosさん(@alexandermegos)がシェアした投稿 – 2017 10月 10 5:44午後 PDT 10月11日、アメリカ東部唯一の5.15a、ラムニーのJAWSⅡをアレックス・メゴスが、3トライで完登した。 オリジナルのJAWS 5.14bは1998年にデイヴ・グレアムが初登。その後2か所のホールドが壊れ、2007年のヴァスヤ・ヴォロトニコフまで登られることがなかった。2010年、ダニエル・ウッズが再登し5.15aが確認された。2011年にはマイク・フォーリーが第3登、2013年にポール・ロビンソンが第4登している。 アメリカはその膨大な岩資源に反して5.15ルートはたったの4(3)本。このJAWSⅡのほかには、2003年トミー・コールドウェルによるコロラドのFlex Luther 5.15a(再登なし)、2011年アダム・テイラーによるレッドリバーゴージのSoutern Smoke Direct(アダム・オンドラによるフラッシュで5.14dとなった可能性大)、クリス・シャーマによるクラークマウンテンのJumbo Love 5.15b(イーサン・プリングルが再登)だけなのである。 同一カテゴリの最新ニュース 2025年12月04日 アルパインその他 登頂写真でたどる登攀史④ 【1994年 山野井泰史、チョ・オユー南西壁単独登攀】 大学山岳部出身で、8000峰の王道登山と先鋭的なヒマラヤ・アルパインクライミングを実践してきた天野和明さんが若かりし頃に出会った記録。 1… 2025年11月27日 アルパインその他 登頂写真でたどる登攀史③ 【1978年 R・メスナー、ナンガ・パルバット単独登攀】 80~90年代の登山家、クライマーの必読書だった『ナンガ・パルバット単独行』。メスナーが時代を席巻したのは記録のすごさもさることながら、洞察… 2025年11月20日 アルパインその他 登頂写真でたどる登攀史② 【1975年 イギリス隊、エベレスト南西壁登頂】 薄暮の中、とぼとぼ歩くクライマー。“映え”とは対極にある眠たげな写真に強烈なインパクトを受けたのは、若き日の山野井泰史さんでした。 197…