リードWCインスブルックで鈴木音生が初優勝


見事初優勝となった鈴木音生

ボルダーに続きリードのワールドカップ第3戦が2025年6月28日、29日、オーストリア・インスブルックで開催された。

28日の男子予選では、東京五輪の覇者スペインンのアルベルト・ヒネス・ロペスが1位、鈴木音生が2位、安楽宙斗が3位、吉田智音が4位、村下善乙6位が予選通過した。

女子予選ではヤーニャ・ガーンブレットが1位、谷井菜月が2位、中川瑠が11位、小田菜摘が19位で準決勝に進んだ。

29日の男子準決勝では、鈴木が見事1位。この1位が大きな意味を持つことになる。吉田6位。安楽はヒールフックがスリップしまさかの9位となった。

女子準決勝でもガーンブレットは強く1位。谷井11位、中川14位、小田19位で、日本勢はここで姿を消した。

決勝は女子からスタートした。中間部の最も傾斜の強い部分で、ジャンプに続きスイングからのダブルダイノを含む難ルート。最高到達点をマークしたのはやはりガーンブレットだった。

男子決勝は、うって変わりこれといった核心のないルート。いきなり一人目のヤニック・フロヘーが完登。さらに吉田、ヒネス・ロペス、ロバーツ、鈴木と完登し、非常に珍しい5名が完登という結果に。もちろん鈴木がカウントバックで優勝となった。


女子表彰台

男子

1 鈴木音生  TOP
2 トビー・ロバーツ(GBR) TOP
3 アルベルト・ヒネス・ロペス(ESP) TOP
4 吉田智音  TOP
5 ヤニック・フロヘー(GER) TOP
6 マックス・ベルトーヌ(FRA) 40
7 イ・ドヒョン(KOR) 39+
8 ジェシー・グラッパー(USA) 33
   
9 安楽宙斗  
14 村下善乙  
26 樋口純裕  
29 小俣史温  

女子

1 ヤーニャ・ガーンブレット(SLO) 41
2 ラウラ・ロゴラ(ITA) 33
3 エリン・マクニース(GBR) 32+
4 ロッサ・レカール(SLO) 31+
5 アニー・サンダース(USA) 30
6 ソ・チェヒョン(KOR) 30
7 エロイーズ・ドゥモン(BEL) 28+
8 ルチュカ・ラコヴェツ(SLO) 19+
   
11 谷井 菜月  
14 中川 瑠  
19 小田菜摘  
34 葛生真白  
38 平野夏海  
49 小林 舞  

 

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