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パタゴニア、12月12日に札幌にフラッグシップストア新規オープン。「山・川・海」で北海道の自然を体現
パタゴニアは12月12日、札幌駅近くのヒューリックスクエア札幌1階に「パタゴニア 札幌」を新たにオープンした。同店は1994年開店の札幌北ストアと、2003年開店の札幌南ストアを統合した北海道のフラッグシップストアとして位置づけられ、地域コミュニティの交流拠点としての役割も担う。
©FACT&GRAPH,Inc.
新店舗のコンセプトは「山・川・海」。北海道の多様で豊かな自然を表現するため、ファサードには札幌軟石を使用し、床材やテーブルには道内の認証材や古材を採用。木の質感を生かした温かみのある空間に、道内の自然をとらえた写真や山岳・水辺・海をテーマにした彫刻が配されている。入り口には小さなギャラリーを併設し、北海道の自然や文化にまつわるストーリーを発信していくという。
そういったコンセプトを象徴するように、レジ・カウンターの背後には道東在住の写真家・水越武氏の写真を大きく展示。またアイヌコタン在住の彫刻家・藤戸康平氏が手がけた木の彫刻がカウンター下に配置され、中央に山、右に川、左に海のモチーフが刻まれている。
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製品のラインナップはスキー、スノーボード、クライミング、フィッシングなど北海道のフィールドに適したアウトドア＆ギアを中心に、日常着やキッズ・ベビー製品、さらにパタゴニア プロビジョンズの食品やビールまで幅広い。
地域のコミュニティとの協働も大きな柱だ。店内にはカウンターを設け、売上の1％を寄付する助成先の活動報告を紹介。さらに、北海道のアウトドアを牽引してきた実践者を招いたワークショップを開催するなど、地域のフィールドとつながる「考える場」を育てていく。環境・社会課題に対するパタゴニアらしい姿勢を体感できるスペースとなっている。
また、店内での簡易リペアに対応するWorn Wearコーナーを設置。ミシンを使った簡易修理やセルフメンテナンスの方法をレクチャーするなど、長くモノを使い続ける文化の発信にも力を入れる。
札幌駅や地下歩行空間「チ・カ・ホ」からのアクセスもよく、訪れやすい立地に生まれ変わったパタゴニア札幌店。自然と共に生きる北海道の暮らしに寄り添いながら、アウトドアの未来と地域とのつながりを見据えた新たな拠点として期待が集まる。
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パタゴニア 札幌
住所：〒060-0003
札幌市中央区北三条西3丁目1-44 ヒューリックスクエア札幌1階
電話：011-729-2101
営業時間：10:00〜19:00
定休日：年末年始、毎月第3水曜日
店舗面積：100坪
アクセス：札幌駅から徒歩5分、さっぽろ駅前通地下歩行空間（チ・カ・ホ）直結
Instagram：@patagonia.sapporo
