リードワールドカップ第3戦ブリアンソン

文＝北山真　写真＝Eddie Fowke/IFSC

7月20日、21日、クライミングワールドカップ（リード）の第3戦がフランス、ブリアンソンで開催された。日本人は男子8名、女子4名が参加したが、ボルダリング最終戦ミュンヘンに備えて、野口啓代、野中生萌、楢崎智亜、藤井快らは欠場した。

女子は前回勝利したジェシカ・ピルツと、ヤーニャ・ガーンブレッ卜の勝負となった。ファイナルを両名とも完登したが、セミファイナルへのカウントバックでガーンブレッ卜の優勝となった。スロベニアはミナ・マルコヴィッチの復調、さらに有力な新人の登場でファイナルに半数の4名が出場した。

男子は、岩場でアダム・オンドラに勝るとも劣らない成果をあげているアレックス・メゴスが初優勝。清水裕登がファイナルに初出場した。

リザルト

女子

１ヤーニャ・ガーンブレッ卜 SLO
２ジェシカ・ピルツ AUT
３アナク・ヴェルホーヴェン BEL
４白石阿島 USA
５ミナ・マルコヴィッチ SLO
６ヴィータ・ルーカン SLO
７ミア・クランプル SLO
８ノルウェン・アルク FRA
――
17 尾上彩
24 平野夏海
26 義村萌

男子

１アレックス・メゴス GER
２ロマン・デグランジュ FRA
３ドメン・スコフィック SLO
４ヤコブ・シューベルト AUT
５ステファノ・ギゾルフィ ITA
６トマス・ジョーンズ FRA
７ザーシャ・レーマン SUI
８清水裕登
――
９本間大晴
12 波田悠貴
16 中野稔
18 中上太斗
21 樋口純裕