リードワールドカップ第5戦クラニで樋口純裕が銅メダル

文=北山 真     写真=Eddie Fowk/IFSC

9月29、30日、世界ユース、世界選手権などで中断されていたリードクライミングワールドカップの後半戦がスタートした。場所はこれまで常に最終戦となっていたスロベニア・クラニ。日本からは男子9名、女子5名が参加。男子は全員が、女子は3名が予選通過した。

セミファイナル男子では、樋口純裕が5位、波田悠貴が6位、藤井快が7位で通過。女子は平野夏海(16)が5位という好成績で通過。小武芽生は8位と半手差という惜しい成績で9位となった。

男子ファイナルではステファノ・ギゾルフィがただ一人の完登で優勝。常に安定した実力を見せるヤコブ・シューベルトが2位。そして3位に樋口純裕がみごと入賞、2007年の世界ユース(2位)以来の国際大会での表彰台となった。

女子はベテラン、キム・ジャインが常勝ヤーニャ・ガンブレッツを大きく引き離して優勝。平野夏海は6位に入賞した。

男子

1 ステファノ・ギゾルフィ(ITA)
2 ヤコブ・シューベルト(AUT)
3 樋口純裕
4 マルチェロ・ボンバルディ(ITA)
5 ショーン・マッコール(CAN)
6 フランチェスコ・ヴェットラータ(ITA)
7 波田悠貴
8 藤井 快
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10 原田 海
13 本間大晴
14 緒方良行
15 中野 稔
22 中上太斗
23 西田秀聖

女子

1 キム・ジャイン(KOR)
2 ヤーニャ・ガーンブレッ卜(SLO)
3 ハンナ・シューベルト(AUT)
4 ジェシカ・ピルツ(AUT)
5 カタリーナ・ポッシュ(AUT)
6 平野夏海
7 カトリーン・チューン(SUI)
8 ミナ・マルコヴィッチ(SLO)
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9 小武芽生
21 野中生萌

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