リードワールドカップ第3戦で日本人男子が表彰台独占

文=北山 真  写真=小澤信太

7月19日、20日で行われた、リードクライミングワールドカップ第3戦フランス・ブリアンソンで、日本人男子が金、銀、銅という快挙を成し遂げた。

楢﨑智亜、藤井快などトップ選手が世界選手権に備えるため欠場する中、西田秀聖(16)、清水裕登(23)、田中修太(18)が表彰台に上がった。西田は昨年のアジアユースでリード優勝、ボルダー2位。リードワールドカップでは2回4位に入賞している。今回初の表彰台がいきなり中央となった。


男子表彰台

女子も野口啓代、森秋彩などは欠場。第1戦、第2戦ともに着実にファイナルに出場してきていた谷井菜月が3位に入賞した。韓国のソ・チェヒョンが第2戦に続き優勝。今後ガーンブレットとのし烈な争いが展開しそうだ。


女子表彰台


ファイナルで最終ホールドを取りに行く谷井菜月


オープニングセレモニーの様子

男子

1 西田秀聖
2 清水裕登
3 田中修太
4 ウィリアム・ボシ(GBR)
5 ショーン・マッコール(CAN)
6 ショーン・ベイリー(USA)
7 ドメン・スコフィック(SLO)
8 マルチェロ・ボンバルディ(ITA)
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21 土肥圭太

女子

1 ソ・チェヒョン(KOR)
2 ヤーニャ・ガーンブレット(SLO)
3 谷井菜月
4 ミア・クランプル(SLO)
5 白石阿島(USA)
6 ジャン・ユェトン(CHN)
7 ヴィタ・ルカン(SLO)
8 ニナ・アルトー(FRA)
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10 小武芽生
11 平野夏海

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