安間佐千、二子山西岳で2本の5.14cを初登

安間佐千が二子山西岳で2本の5.14c/8c+を初登した。

阿 5.14c/8c+

9月4日初登。このルートは白壁フェースの左側の、墨壁と呼び始めた硯のような形状の岩壁の左カンテを登る。墨壁は西岳の大岩壁の中腹に位置するが、取り付きまで歩いてアプローチできる。全長約25メートルほどで、ルートの8割は垂壁で、5.13aくらいか。そこからハングしたカンテに出て、3段はあるであろう9手の核心に入る。そしてテラスに立ち上がったところに終了点がある。雲の立ち込めた雨降りの日に登れたこともあり、グレードは暫定的なものとして考えてくれた嬉しい。乾杯やMareとは全く違うボルダーチックな一本、是非トライして欲しい!

 

爛熟 5.14c/8c+

9月6日初登。ローソク岩北面のど真ん中を突く。先日登った阿とは打って変わって、これでもかと言うくらいにテクニカルな動きが連続する。グレードは難しめの8c+/5.14cという印象だ。1990年代に登られた早熟というルートに最上部でリンクし、さらに熟練の技を求められるので、この名前にしたいと思う。

 

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