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アレッサンドロ・ゼニ、ドロミテで8cのリンクを初登
文=北山 真
今年5月に世界最難のスラブルート、スイス・サンルーのCryptography (9b/5.15b) を初登したイタリアの アレッサンドロ・ゼニが2020年8月末、ドロミテのパレ・ディ・サン・マルティーノ山群のカンパニーレ・バッソ・ディ・ラステイで、Cani Morti (200m) の1ピッチ目( 8b+)、2ピッチ目 (8a/+)をリンク、Cani Morti plus (8c/5.14c) とした。
Cani Morti は2004年にあのレジェント“マノロ”とリカルド・スカリアンによって初登されたルートで、2007年にマリオ・プリノスが再登したのみ。今回のリンクによりCani Mortiはドロミテ最難ルートの1本となった。
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