通谷律、龍頭泉の逆鱗 五段+/V15を第3登

2021年2月11日、長崎、龍頭泉・橋エリアのカラムーチョ岩にある小山田大初登の逆鱗(五段+/V15)を、通谷律(14)が一宮大介に続き第3登した。

14歳で五段+の完登は石井秀佳(白道、完登時13歳)に続く年少記録。完登に要した期間は約7日(内ナイト4日)

最初はスタートからのムーブが分からず、中盤から後半パートにかけての部分から解析をはじめ、解決するのに2日間、その部分の精度を上げるのに1日を費やしている。と、同時にスタート部分のムーブ解析も行いこちらの方は4日間をかけ解決。 そして全ムーブを繋げるのにさらに3日間要している。

以下は通谷のコメント。

「今までの課題より手数が多く、1手1手の強度も強く、集中力を切らさない事と体のヨレに耐えるのが大変でした。しかし、1番の精神的に辛かったのは、スタートのムーブが解らなかった事です。この課題を通して、どんな辛い状況でも課題に向き合う事の大切さを学びました」

なお、通谷はこれに先立つ1月3日〜4日に宮崎では、1日目日之影でニシノコクバル(三段)、ブタバラ(四段)、マキシマムペイン(三段)、霞(三段−)を、2日目比叡ではハイボールの摩天楼(四段)を登っている

(樋口義朗)

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