独自開発3層ゴアが常識を変える「アークテリクスの超軽量アルパインジャケット」

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テクニカルウェアを考えるとき、軽さと耐久性のバランスは、常に大きな判断基準となる。相反する二つの要素の両方に満点がつくことはなく、 アルパインクライミングのようなシビアな環境では、軽さを妥協せざるをえないというのが、長く当たり前とされてきた。しかし、そんな常識が再定義されるときが、ようやくやってきたようだ。

2021年春夏のニューモデル「アルファSLアノラック」は、オリジナル素材「ハドロン3Lゴアテックス」を使用した超軽量クライミングシェル。さまざまな素材を共同開発してきた、アークテリクスとゴア社が、ここ数年を費やした新素材が、超軽量ハードシェルの新たな時代を切り開く。

見た目の想像を裏切る軽さと、薄さのなかに存在するゴアテックス特有のハリ感。わずか209gという軽さやミニマムなボリュームは、まるでウインドシェルのようだが、指先が直感する「強さ」に、これが紛れもなく3Lゴアテックスのハードシェルなのだと再認識させられる。

表面素材「ハドロン」のベースは、環境負荷の少ない「ドープダイ」染色技術を採用した、20D のナイロン糸。表面に見える白いグリッドが、25Dの液晶ポリマーリップストップ(LCP)高強力糸。細かいピッチで配されたグリッドが、薄く軽い素材に、これまでなしえなかった高いレベルの、耐摩耗性と引き裂き強度を与える。

3Lゴアテックスとしてアークテリクス最軽量、アパレル用途の LCP素材では、市場最軽量に位置する。軽さに対するデザイン面からのアプローチは、クライミングジャケットとしての機能と快適性を損なわずに、どこまで要素を削れるかの追求だ。

ハーネスを着用するクライマーにとって、アノラックという選択はごく自然。ファスナーが短いほど軽量化には有利だが、スムーズな着脱と効率的なベンチレーションを優先し、ハーネスに干渉しないギリギリの位置まで開口を広げた。

ヘルメット対応のフードは、通常フロントの左右と後部に設けられるアジャスターを後頭部のみにし、顔周りはギャザーでフィットさせる、素材の薄さを活かした柔軟な手法。裾周り調整のためのアジャスターは、右側の一つだけに。袖口のカフも、ほかのモデルよりも細いタイプを採用した。通常にも増して細いテープを使ったシーム加工は、より多くの手間と技術を必要とする。

わずかな軽量化をいくつも積み重ねなければ、ここまでの快適性と軽さは実現できなかっただろう。そして、素材に対する絶対的な信頼と、技術や品質に対する確固たる自信がなければ、ここに 到達することはなかったはずだ。

アークテリクスらしい、無駄をそぎ落としたシンプルなスタイルと、軽快なトリムフィットのデザインも、素材のポテンシャルを活かしきるのにふさわしい。長年のパートナーとして、技術やノウハウを共有してきた、アークテリクスとゴア社の密接な関係が、自らが作ってきた常識を過去のものにしたのだ。

次世代に突入した、超軽量ハードシェル。雨、風、氷、雪、岩と戦う準備は整っている。

 

アルファ SL アノラック メンズ
価格=6万500円  *ウィメンズ(5万5000円)もあり
カラー=2色
重量=209g 
問合せ先=
アークテリクス コールセンター/アメア スポーツジャパン
03-6631-0833
https://arcteryx.jp

※当記事はROCK&SNOW092の内容を再構成し、掲載しています。