パタゴニアの名作「DASパーカ」が、4年ぶりに復活!

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パタゴニアの名作「DASパーカ」が、4年ぶりに復活した。

このニュースを聞いて喜んだ読者も多いだろう。初めて世に出たのは1992年。それから、2016年を最後に惜しまれながら廃番となるまで、実に24年ものあいだ同社の化繊インサレーションのなかで最も暖かいビレイ用パーカとして君臨してきた。そして満を持して生まれ変わったDASパーカは、ついに軽さまで手に入れた。

新しくなった重量は、Mサイズで556g。これは旧モデルから約20%もの軽量化となる。しかし核となる保温性は、まったく低下していないという。一見矛盾を感じるこの軽量化を可能にしたのが、中綿に選んだプリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコに採用されている、クロス・コア・テクノロジーだ。

これは体積の90%以上に空気を含む断熱素材エアロゲルを、一本一本の繊維に練り込む技術。このテクノロジーによって繊維自体に高い断熱性が備わるため、封入する綿量を減らしても従来と同等の保温性をキープすることができるのだ。

しかし、百聞は一見にしかずである。発売に先駆けて、アルパインクライマーの横山勝丘に、新生DASパーカのテストを依頼。昨年の11月、ユタのロックトリップで1カ月使用するなど試着を重ねてきた豊富な経験も踏まえて、着用感について話を聞いた。

場所は山梨・瑞牆山の岩峰、小ヤスリ岩。陽射しはあるが、標高2000m近くで冷たい風が吹き抜けるなか、DASパーカを着ながら終日クライミングに明け暮れた。


テスターをつとめた横山勝丘。ホームともいえる小ヤスリ岩で

「新しいDASパーカは生地がしなやかになり、圧倒的に軽くなったと感じる。そのため以前まで気になっていた、モコモコし過ぎてまるでロボットになったような着心地がいまはまったくない。それなのに暖かさは旧モデルと同じくらい。保温性、軽さ、着心地のよさ。このバランスがすごく取れていると思う」

他にもヘルメット対応フードやビレイディバイスに干渉しないツーウェイジッパーなど、基本的なビレイ用パーカとしての使いやすさも実感できた。


ヘルメットに対応するフード

「濡れても保温性が低下しにくく、生地が破れても中綿が一気に飛び出さないDASパーカのような化繊インサレーションは、保温着を着たまま行動するヒマラヤやアラスカなどのシビアな環境でこそ有利になる。そこで軽くなり荷物の負担が減った点は、とても大きなアドバンテージ。これなら躊躇なく山に持っていきたいと思えるね」


利便性の高いツーウェイジッパー。ベンチレーションの役目も果たす

横山も太鼓判を押す新生DASパーカ。次は私たちが実物に袖を通してその違いを確かめる番だ。

 

商品
メンズ DASパーカ
価格=5万3000円+税
サイズ=XS~XL
カラー=3色
ウィメンズもあり

問い合わせ先
パタゴニア日本支社
https://www.patagonia.jp/