二子山

二子山は古くから西岳の岩場が登られていた。東岳はその圧倒的な傾斜と、西岳のように岩場を抜けてピークに立つという要素がなかったこともあり、人工ルートすらまれであった。1988年、折からの石灰岩ブームと股峠直下への林道が発見されたことで、埼玉、群馬、東京のクライマーが集中し、この1、2年間であっというまに100本以上のルートが完成する。その後開拓ラッシュの波は西岳へと向かい、祠エリアや中央稜周辺、ローソク岩に多くのルートが生まれた。さらに新エリアとして西岳北面が加わった。

この岩場の特徴

  • リード(ボルト)

    リード
    (ボルト)

  • マルチピッチ

    マルチピッチ

地域 関東 エリア 埼玉県
区域 秩父
100岩場N0. 23
シーズン 通年(雨期、夏は染みだしで登れない)
岩質 石灰岩 傾斜 90~135度
ルート数 160本
~5.9:8
5.10台:29
5.11台:86
5.12台:44
5.13台:13
5.14台:2
駐車場GPS -
場所 埼玉県秩父郡小鹿野町
アクセス 坂本からの林道が開通したので、国道299号からのアプローチが一般的になった。
アクセスマップ
宿泊・
キャンプ地など
林道沿いも可能だがあまり薦められない。下吉田キャンプ場に素泊まりの宿泊施設があり、ここを利用するクライマーが多い(一泊1000円☎0494-77-1290)。ほかに山逢いの里(☎0494-78-0002)など。坂本には民宿も数件ある。
その他 -
公衆トイレ
掲載書籍 関東