金比羅山

【概要】 金比羅山は非常に古くから登られている岩場であり、登山靴で岩登りをしていた時代から、いわゆる日本のアルパインクライミングの練習場としての性格が求められ続けられているとともに80年代のフリー化を経て、フリークライミングの岩場としての性格が共存している岩場である。

今回ルート図を掲載した岩場はフリーの岩場としてポピュラーなものを中心にしている。
※著しい限定のあるルートは除外しています。初登時スティッククリップのルートは無し

この岩場の特徴

  • リード(ボルト)

    リード
    (ボルト)

地域 近畿 エリア 京都府
区域 京都府
100岩場N0. 66
シーズン 通年
岩質 チャート 傾斜 80度
ルート数 約70本
駐車場GPS -
場所 京都市左京区
アクセス 京都バス、大原行きに乗車し、花尻橋又は戸寺で下車、江文神社まで徒歩20分。

車/R367から花尻橋手前(京都方面から)を左折。又は野村町の信号(コンビニ手前)を左折。神社付近及び国道367から江文峠へ抜ける道路の神社側の路肩は駐車禁止。また、駐車しないにしても神社への車の乗り入れは控えること。

旧馬屋跡付近にも駐車できるが地元の方の車の出入りもあり、できるだけ路肩に詰めて駐車するように。以前にも地元の方とのトラブルがあり金比羅山がクライミング禁止の危機にさらされたことがあるため、地元の方の注意は必ず聞くように。
アクセスマップ
宿泊・
キャンプ地など
神社付近及び駐車場所でのキャンプは禁止。民家も隣接しているので金比羅山でのキャンプは不可。
その他 岩は概ね安定しているがまれに剥離することがある。各岩場の上は通り道になることがあるため落石に注意。特にMの岩場ではKスラブ取付及び終了点からの落石が多々あるので注意が必要。
装備など
現在ある金比羅山のルートは、そのほとんどがクラックにセットしたナッツ類や木でトップロープの支点を作ることができ、フォローのビレイも問題なく行える。
オールナチュラルというわけではないが、カム、ナッツは有効なので、積極的に使用することをすすめる。代表的なところではホワイトチムニーのコーナーハング(レイバック)ルートは逆さうちの浅いハーケンが残置されているが、カムナッツ(キャメロット#1~2)が決まる。リングボルトのリングが老朽化しているところもしばしばあり、ナッツのワイヤーなどでタイオフしたほうがよいところもある。
公衆トイレ -
掲載書籍 東海・関西