スポーツクライミング、2018シーズン開幕

明日2月3日から開催されるボルダリングジャパンカップを皮切りに、スポーツクライミングの2018シーズンが開幕する。

2月1日のキックオフ記者会見では、世界の頂点を見据える楢﨑智亜、藤井快、野口啓代の3人が登場し、オリンピックまで2年と迫った今シーズンの抱負を語った。

「今年行なわれる世界選手権での優勝が一番の目標。またオリンピックに向けて、3種目すべてでよい順位を取れるように」(楢﨑)、「まず世界選手権でのボルダリング競技に焦点を合わせている。ほかの種目(リード、スピード)も同様に力を入れていく」(藤井)、「2017年ワールドカップのコンバインド(3種複合)6位という成績は、スピード競技のリザルトが足を引っ張ったので、オリンピックを見据えて、特にスピードに力を入れていきたい」(野口)

写真 左から藤井快、野口啓代、楢﨑智亜

会見と同時に、2018年の日本代表ユニフォームも披露された。2005年からナショナルチームのウェアはゴールドウイン「THE NORTH FACE」ブランドが担ってきたが、2018年からオリンピックイヤーをまたぐ2021年まで引き続きサポートしていく。新しいユニフォームは、あざやかなブルーを基調にしたシンプルでシャープなデザインで、脇と背面にくっきり「JAPAN」の文字が施されている。

タンクトップで登場した野口は、「ノースフェイスのユニフォームはこれまでもワールドカップで着用してきた信頼のウェア。今シーズンもこのウェアでしっかりがんばりたい」とにっこり。世界の舞台で、このジャパンチームのブルーが強く美しく舞うシーンを数多く期待したい。

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