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ニコラ・ファブレスとセバスティアン・ベルトが
アルパイン・トリロジーを1シーズンで完登
ニコラ・ファブレスとセバスティアン・ベルトが
アルパイン・トリロジーを1シーズンで完登
2020年9月6日
ベルギーのニコラ・ファブレスとセバスティアン・ベルトがヨーロッパアルプスの3本の8b+/5.14aのマルチ、通称”アルパイン・トリロジー”を2020年8月27日に完登した。1シーズンで登られるのはこれが初。両名とも全ピッチをオンサイトもしくはRPしている。
アルパイン・トリロジーとは以下の3本。
・End of Silence 11P 初登=トーマス・フーバー 1994年(ドイツ/フォイアーホルン、ベルヒテスガーデンアルプス)
・Des Kaisers neue Kleider(裸の王様)9P 初登=シュテファン・グロヴァッツ 1994年(オーストリア/ヴィルダーカイザー)
・Silbergeier 6~7P 初登=ビート・カマーランダー 1994年(スイス/レーティコン)
これまでにこのトリロジーを完登したのは、シュテファン・グロヴァッツ(2001年)、ハラルド・ベルガー(2005年)、バルバラ・ツァンガール(2013年)、ロビー・フィリップス(2019年)のみ。なお、ファブレスとベルトはルート間の移動に自転車を使用している。
さらにこの3本の成功後でも余力のあった二人は、8月末やはり自転車でアイガーにおもむき、北壁の最難ルートOdyssee(8a+,33ピッチ)をワンデイ、18時間で登った(難ピッチ以外はチームフリー)。


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