ボルダージャパンカップ2026
伊藤ふたば、楢﨑明智がとも3年ぶりの栄冠


優勝した楢﨑明智(左)と伊藤ふたば(右)

写真・文=山本浩明

2026年1月31日、2月1日にボルダージャパンカップ(BJC)2026が東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園総合運動場屋内競技場にて開催された。初日の予選は出場選手男女各51人中、男女1人ずつの欠場により計100人で行われた。

女子予選は、翌日の準決勝に進める24人中14人が5課題全完登で、それ以下の選手も4完登1ゾーンを獲得しないと予選通過できないという厳しい戦いとなった(女子予選は24位の選手が2人同ポイントのため、準決勝進出は25人)。

男子予選は、世界ランキング4位の天笠颯太が予選落ちするという波乱があったが、他は実力者が順当に勝ち進んだ。特に印象的だったのは2025年のユース世界チャンピオン・山田航大だった。「ゾーン」に入ったという気合の登りで、5課題全完登で2位で予選通過した。

2日目、女子準決勝は、4完登の関川が1位通過、以下7位までが3完登。8位は2完登2ゾーンの選手が3人いたが、アテンプト差で野中生萌が滑り込んだ。

男子準決勝は、安楽宙斗、楢崎明智、杉本の3名が4完登で順当に決勝進出。川又玲瑛、楢崎智亜、佐野大輝、土肥圭太が2完登で続き、最後の一人は24人中3人しか完登できなかった第1課題を登った篠沢諒が8位で通過した。予選で素晴らしいパフォーマンスをみせた山田は、10位で決勝進出はならなかった。

女子決勝は、安定した登りで3課題を完登した野中、伊藤ふたばの一騎打ちとなったが、第4課題は惜しくも2人とも登れず、アテンプト差で伊藤ふたばが2023年以来4度目の優勝となった。

準優勝した野中生萌

4度目の栄冠に輝いた伊藤ふたば

男子決勝は、唯一誰も登れなかったスラブ課題を一撃した楢崎明智が3完登で、伊藤と同じく2023年以来2度目の優勝。兄の智亜が2位になり、兄弟で1、2位を獲得した。準決勝までほぼ完璧な登りをみせた安楽は、スラブ課題でゾーンを取れなかったのが響き3位となった。

準優勝した楢﨑 智亜

2度目の優勝を飾った楢﨑 明智

女子表彰台

男子表彰台

女子リザルト

1 伊藤 ふたば 84.8pt
2 野中 生萌 84.5pt
3 関川 愛音 69.6pt
4 中村 真緒 59.6pt
5 森 秋彩 58.9pt
6 松藤 藍夢 54pt
7 青栁 未愛 34.8pt
8 倉 菜々子 10pt

男子リザルト

1 楢﨑 明智 84.9pt
2 楢﨑 智亜 69.3pt
3 安楽 宙斗 59.9pt
4 土肥 圭太 59.5pt
5 川又 玲瑛 45pt
6 佐野 大輝 44pt
7 杉本 侑翼 34.7pt
8 篠沢 諒 19.9pt

 

ボルダージャパンカップ2026
(日本山岳・スポーツクライミング協会公式サイト)
https://www.jma-climbing.org/competition/2026/bjc/

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