ボルダリングに挑戦しよう! VOL.2 ボルダリングジムに行ってみよう
クライミングは老若男女が楽しめる人気スポーツ。 道具をレンタルできるクライミングの屋内施設で、 ボルダリングの基本から登り方まで初挑戦! 今回のテーマは「ボルダリングジムに行ってみよう」。通勤や通学路の途中、自宅の近くなどにボルダリングジムはないだろうか。 通いやすい場所に見つけたら、勇気を出してジムにGO!
吉澤英晃=文・構成 宇佐美博之=写真
1. まずは受付
ジムに入ったら、受付で初回の登録や料金の支払いを済ませよう。この際、クライミングの経験を聞かれるので返事は正直に。聞かれない場合は、こちらから「初めてです」などと伝えよう。施設の案内に続いて、登り方のルールやマナーを教えてくれる。
初めての場合、登録申込書などに署名が必要
2. 着替え
動きやすければどんな服でもOK
受付が済んだら、教えてもらった更衣室で動きやすい服に着替えよう。クライミング専用のウェアもあるが、初めは動きやすければどんな服で登ってもいい。着替えた服や使わない貴重品は、盗まれないように自分自身で管理するか、鍵付きのロッカーを利用できるジムもある。
手指のケア
クライミングはホールドと呼ばれる人工の持ち手を掴んで 登るので、爪が伸びていると邪魔になり、爪が割れてケガをすることもある。爪が長い人は、前もって短く切りそろえておこう。また、登りはじめは指の付け根が痛みやすいので、テーピングテープを巻いて保護しておくと安心だ。
爪が伸びていないかチェック
指の付け根をテープで保護
3. 準備運動
近ごろ運動前のストレッチには、ジワジワ負荷をかけて関節を伸ばす静的ストレッチより、体を大きく動かす動的ストレッチのほうが効果的といわれている。首、手首、足首をほぐし、肩、背中、股関節を刺激して関節の可動域を広げながら体を温めよう。
首、手首、足首をぐるぐる回そう
肘を曲げて、肩甲骨から肩を内側と外側に両方回して肩周りの筋肉をほぐす
腕を広げて上半身を左右にひねる。
片足立ちになり、もう一方の足を前後左右に振り上げて股関節をストレッチ
*当記事は、スポーツクライミングの始め方などが詳しく紹介されているクライミングビギナー向けムック「2024パリ五輪スポーツクライミング観戦ガイド #CLIMBING」の内容を一部編集・再掲載しています。
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