ボルダリングワールドカップ第4戦
安楽宙斗銀メダル、関川愛音銅メダル

文=編集部 写真=IFSC

2025年6月6日~8日、チェコのプラハにてボルダリングワールドカップ2025第4戦が開催された。

6日の男子予選では今年度初参戦の佐野大輝が見事1位。安楽宙斗7位、天笠颯太14位、山口賢人17位で準決勝に進んだ。杉本侑翼、楢﨑智亜は予選落ちとなった。地元ということでひさびさにアダム・オンドラが出場、7位となった。

女子予選では、松藤藍夢がなんと1位、関川愛音が7位、森秋彩9位、野中生萌16位、中村真緒21位の5名が予選を通過した。

7日の男子準決勝では、安楽がただ一人の3完登で1位、天笠が3位で決勝に進んだ。佐野は12位、山口は17位だった。

男子決勝は長いトラバースの第2課題がポイントとなった。フランスのメジディ・シャルクのみが、抜群のボディコントロールと思い切りの良さでこれを完登。安楽は登れず、これが最後まで響き2位となった。好成績を続けているメジディだが、優勝は2023年4月のソウル大会以来である。

8日の女子準決勝では、好調を続けているフランスのオリアーヌ・ベルトーヌがただ一人の3完登で1位。関川が2完登で3位、松藤は1完登で5位に順位を落とした。

そして女子決勝は悪天で中止。準決勝の結果が最終成績となった。

男子

1 メジディ・シャルク(FRA) 99.1
2 安楽宙斗  84.1
3 サミュエル・リシャー(FRA) 84.1
4 天笠颯太  69.5
5 パン・ユーフェイ(CHN) 69.2
6 ハーネス・ファン・ドゥイセン(BEL) 69.0
7 イ・ドヒョン(KOR) 59.9
8 アンゼ・ペハルク(SLO) 44.2
   
12 佐野大輝  
17 山口賢人  
35 杉本侑翼  
41 楢﨑智亜  

女子

1 オリアーヌ・ベルトーヌ(FRA) 84.8
2 アギャット・カリエ(FRA) 69.7
3 関川愛音 69.5
4 エリン・マクニース(GBR) 69.3
5 エマ・エドワーズ(GBR) 54.5
  松藤藍夢  54.5
7 ジェニフェル・エウへリア・バックリ(SLO) 54.1
8 ジェイラ・マシアー・マルティン(ESP) 53.8
   
9 野中生萌  
18 森 秋彩  
19 中村真緒  
55 村越佳歩  

 

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