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ヘイデン・ケネディ、亡くなる
世界的なアルピニストである、アメリカのヘイデン・ケネディ(27) が亡くなった。10/7 に巻き込まれた雪崩によるパートナーの死に悲嘆しての自殺と思われる。
10/7 にヘイデンとパートナーのインジ・パーキンス(23) は、モンタナ州にあるインプピークに登るため、スキーでアプローチしていたところ、雪崩に巻き込まれた。
インジは完全に埋没してしまったものの、ヘイデンは部分的に埋まっただけだった。ヘイデンは自力で脱出し、インジを捜索するも見つけられず、一度下山し、地元の Gallatin National Forest Avalanche Center に助けを求めた。
その後、10/9 の捜索でインジの遺体が発見されている。
ヘイデンの父で、Climbing Magazine や Alpinist の編集長もつとめたマイケル・ケネディは「ヘイデンは雪崩からは生き残ったが、人生のパートナーの喪失には耐えきれず死を選んだ。私も妻のジュリーも、悲しいが彼の選択を尊重する。」とコメントしている。
ヘイデンはアラスカを始めとして、パタゴニアやインドヒマラヤ、カラコルムで数々のアルパインの記録を残している。また、アルパインだけではなく、5.14台のクラックルートや 5.13台のマルチルートなど、フリーの能力も高かった。
