- フリー
- ニュースカテゴリ
- ルート
ヤーコポ・ラルケル、世界最難トラッド初登
文=北山 真
3月22日、ヤーコポ・ラルケルが北イタリア・カダレゼの岩場で、世界最難と思われるトラッドルートを初登した。ルーフを含む25mの前傾カンテ(バルジ)でルート名はTribe。
ラルケルはグレーディングしていないが、「これまでに登ったどのルートよりもハード」とコメントしている。それらにはLa Rambla(5.15a)、Gondo Crack(5.14b R ラルケルがグリーンポイントで初登)、Rhapsody(E11 7a)も含まれている。そのラルケルが3年間50回のトライを要したというのだから、その難しさは折り紙つきといえよう。
友人のステファノ・ギゾルフィも「間違いなく世界初の9台(5.14d~)トラッドさ」と語っている。
View this post on Instagram