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リードWC開幕戦インスブルックで、百合草碧皇が銀メダル

会場全景
文=北山 真 写真=IFSC
2022年6月25、26日、リードワールドカップ開幕戦が、ボルダリングに続きインスブルックで行われた。
男子は藤井快、樋口純裕がまさかの予選落ち。4名が準決勝に進んだ。
準決勝では緒方良行が12位で敗退。百合草藍皇(あお、19)が1位タイ、本間大晴(22)が7位、吉田智音(さとね、19)が8位で通過した。
決勝では僅差でコリン・ダフィーが1位、ボルダーに続きダブルタイトルを手にした。百合草が2位、吉田が6位となった。

男子表彰台

決勝の百合草藍皇
女子は準決勝で5名が完登。決勝も混戦かと思われたが、ボルダーを初戦以外スキップしたヤーニャ・ガーンブレットがやはり本来の実力を発揮、2位に10手以上の大差をつけ優勝した。2位は3名が同高度となったがタイムによりソ・チェヒョンが2位、ブルック・ラブトゥが3位、ラウラ・ロゴラが4位と分けられた。
日本人は谷井菜月のみが決勝に進出、5位に入賞した。
実力の差を見せたヤーニャ・ガーンブレット
女子表彰台
男子
| 1 | コリン・ダフィー | USA | 38+ |
| 2 | 百合草碧皇 | JPN | (3:14) |
| 3 | ジェシー・ グルッパー |
USA | 37+ (4:28) |
| 4 | ルーカ・ポトーチャル | SLO | 37 |
| 5 | ヤコブ・ シューベルト |
AUT | 36+ |
| 6 | 吉田智音 | JPN | 36+ |
| 7 | ヤニック・フロヘー | GER | 31 |
| 8 | アレックス・メゴス | GER | 28+ |
| 9 | 本間大晴 | JPN | 21+ |
| — | |||
| 12 | 緒方良行 | ||
| 27 | 藤井 快 | ||
| 31 | 樋口純裕 |
女子
| 1 | ヤーニャ・ ガーンブレット |
SLO | 39+ |
| 2 | ソ・チェヒョン | KOR | 27+ (2:41) |
| 3 | ブルック・ラブトゥ | USA | 27+ (2:52) |
| 4 | ラウラ・ロゴラ | ITA | 27+ (2:57) |
| 5 | 谷井菜月 | JPN | 25+ |
| 6 | ナタリア・ グロスマン |
USA | 22 |
| 7 | ヴィタ・ルーカン | SLO | 16 |
| 8 | ジェシカ・ピルツ | AUT | 8+ |
| — | |||
| 12 | 中川 瑠 | ||
| 17 | 伊藤ふたば | ||
| 21 | 小池はな | ||
| 25 | 大田理裟 | ||
| 37 | 阿部桃子 | ||
| 45 | 柿崎美羽 |
