野村真一郎、塩原で五段ハットトリック！

5月24日、塩原で野村真一郎がハイドランジア（五段＋/V15）を小山田大、ダニエル・ウッズ、長尾基史、安間佐千、村井隆一に続き第6登（ハイドラの一手目欠損後初の完登）。その後バベル（五段＋/V15）を第8登。どちらもトライは2日。一日でこの2本の完登は、2014年5月に安間佐千も行っている。さらに野村はこの日、UMA（五段/Ｖ14）の第15登※にも成功した。一日で3本の五段の完登は記録であろう。

ハイドランジアの野村真一郎

ハイドランジアは以前の状態でもダニエル・ウッズが――ハードなV15とコメント、安間佐千も――塩原で最も難しい、としてる。その重要な一手が欠けたということはV16の可能性もあるだろう。

「僕が今まで登った中ではダントツでハイドランジアが一番難しいと感じました！ハイドラの一手目が欠けていて、以前よりも保持を要求される場面が多いのも一つの理由です。バベルがV15ならハイドランジアはV15/16と言っても良いと思います。まあこれはあくまで対比した結果ですが……自分の生涯の目標の一つにハイドランジアがあったので、とにかく本当に登れて嬉しいです。まさかこんなにも早く登れるとは正直思っていませんでした！」

※小山田大、松島暁人、平山ユージ、杉田雅俊、長尾基史、平野正行、岩崎大介、安間佐千、竹内俊明、村井隆一、山内誠、嵯峨敦、柴沼潤、和久旭に続く第15登