野村真一郎、六道(五段+/V15)を第2登

2021年3月31日、野村真一郎が遠山川の明鏡止水(五段/V14)に成功。同日そのロースタートの六道(五段+/V15)を第2登した。六道は2016年3月小山田大初登、当時は国内最難レベルとされていたライン。以下は野村によるコメント。

一年半ぶりに遠山川へ。前回はバラすのも結構必死だった明鏡止水が今日はムーブおさらい後、すぐに登れた! 確実に成長出来てると思えて、嬉しいトライでした。

明鏡止水を登った後、そのロースタートである六道をトライ。明鏡止水に合流するまでの三手。その三手が明鏡止水のどのパートよりもハード。一年半前に見た時にはあまりにも不可能に見えてたけど、今回は着いてホールドを確認した時に、なんとなく可能性が見えた。ただ、まさか当日に繋がるとは思わなかったけど……。遠山川はナイト禁止なので日が暮れ始めた時は少し焦りましたが、気持ちを落ち着かせてラストと決めたトライで全てのムーブを完璧にこなし、岩の上に立つ事が出来ました。二日経った今でも実感が湧かなくて何回も動画を見返してしまうけど、とりあえず動画を見る限り登れてる……嬉しい。


写真=村井隆一

そして半年ぶりにチームROKDOの三人(野村、村井隆一、島谷尚季)で岩に来れて、その日に「六道」を登れた事に何か意味があるのかは分からないけど、それも嬉しかった。まだコロナの関係で実現出来ていない事が沢山あるけど、この三人でこれからも頑張っていきたい。今後とも、応援宜しくお願いします。 (村井、島谷ともにこの日明鏡止水を完登)

※六道のスタートホールドが欠損していたようですが、僕の体感グレードは変わらず5段+(V15)です。多分初登時とあまり変化は無いと思います。

 

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