世界ユース選手権、女子ジュニアリードで久米乃ノ華が金メダル

文=北山真

ロシア・ヴォロネジで行われている世界ユース選手権。25日は女子ユースAとジュニアのリードファイナルが行われた。

ユースAファイナルには日本人出場はなし。ジュニアには久米乃ノ華(17)が出場した。久米は予選を2ルート完登し1位通過(3名が両完登)。セミファイナルも完登し1位通過した(3名が完登)。さらに幸運なことに、それらのラウンドの久米以外の完登者はすべてメンバーが違っていた。よって単独1位でのファイナルとなったのだ。

ファイナルルートは比較的ノーマルな構成で、上部でシークエンスが難しいパートがあり、最上部極小ホールドが連続する。久米はほとんどノーミスで最上部に達した。スロベニアの選手と同高度であったが、前述のようにカウントバックで1位、みごと金メダルを手にした。


日本チーム2つ目の金メダルを手にした久米乃ノ華(写真は今年のBJC。撮影=山本浩明)

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