【PR】『ROCK&SNOW』068号 好評発売中! メイン特集はグレード別初登記録[ボルダー国内編]

6月4日木曜日、例年よりも2日早く『ROCK&SNOW』夏号(No.068)が発売になりました。

今号の特集は「グレード別初登記録 ボルダー国内編」。時代を変えた日本の名課題を、グレードを追いながら紹介します。1980年代前半に登られた「エイハブ船長(1級)」や「忍者返し(1級)」から、80年代後半になって二段、三段の世界へと進み、2000年代に四段、そして五段+の世界に至るまでの変遷を、当時の写真を混ぜながら解説。そして日本を代表するボルダリングの先駆者であり「段・級」の独自のグレードシステムを提唱した草野俊達氏のインタビューも入れて立体的に構成しています。

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この特集に続けて、日本人クライマーたちのビショップでの活躍もレポートしています。安間佐千がThe SwarmV13/14、The SpectreV13や、ハイボールのDirect North V14などに成功すれば、野口啓代はタイムリミット寸前でThe MandalaV12を完登。藤井快、笠原大輔、橋本今史、野村英司、酒井悠、塚田遼河、伊東秀和、小菅雅之らの成果も紹介しました。

用具企画では、久々にビレイディバイスを取り上げました。ブレーキアシスト機能の付いたビレイディバイス9種類を使い比べ、そのインプレッションを詳細にレポートしています。

クライミングレポートとしては、辺境大好きクライマーのマイク・リベッキによる「ウア・ポウ島 ポウマカタワー」の記録を紹介。メイヤン・スミス・ゴバトによるエル・キャピタン、ノーズの女性スピード記録。そしてアルパインの世界ではコリン・ヘイリーとアンドレ・ルクレールによるセロ・トーレ逆縦走と北壁ダイレクトの記録などがオススメです。

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人物インタビューでは50歳の大台を迎えたシュテファン・グロヴァッツと、「最強のサラリーマンクライマー」として知られる長尾基史のロング・インタビューが、ともに必読といえるでしょう。

久々の国内のアルパインクライミングの紹介記事として、2015年度の冬季クライミングの記録をまとめた「Alpine Line 2015」も掲載しました。さらに実用記事としては本土南端の岩場、鬼岳のルートガイド(後編・ショートルート)も紹介しています。

内容充実の『ROCK&SNOW』068号を、どうぞよろしくお願いします。

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