イギリスのトム・バラード、イタリア・ドロミテで世界最難のドライツーリングルート初登

アイスクライミングのワールド・カップのためにイタリアを訪れていたイギリスのトム・バラードが、イタリア・ドロミテのマルモラーダに近い、Tomorrow’s Worldの岩場で、プロジェクトであった50mあるルートを完登し、”A Line Above the Sky”とした。グレードは「D15」としており、世界最難のドライツーリングルートとなる可能性がある。

Dグレードは、アックスとアイゼンは使うものの、氷が一切出てこない岩だけの場合、ドライツーリングの「D」を取って、Dグレードが付けられる。これまでの最高グレードはスイス・エピタンゲンにある”Ironman”のD14+だった。

さらに、今回はフィギュア４を一切しない、DTS（Dry-Tooling Style）という比較的新しいスタイルで登られている。

Tomorrows World is now yesterdays news…the last project was sent, "A Line Above The Sky" D15/- Cheers for the pictures Ryan!

Posted by Tom Ballard on 2016年1月31日