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第30回リードジャパンカップ2016 女子は12歳の森秋彩が歴代最年少優勝、男子は是永敬一郎が念願の初優勝!
男子予選開始直前 写真=小田部拓
文=藤枝隆介
6月11日(土)、12日(日)に岩手県盛岡市の岩手県営運動公園登はん競技場において「スポーツクライミング第30回ジャパンカップリード競技岩手大会」が開催された。
今大会は今年の7月から始まるクライミングワールドカップのリード種目の代表選手選考大会として、また8月にパリで開催される世界選手権の代表選手選考大会として数少ない枠を争う厳しい大会となった。最終的な参加選手は男子86名、女子53名。
以下写真=窪田美和子
女子決勝は森秋彩、小武芽生、そして地元の伊藤ふたばと実力のある3人の三つ巴の展開。小武と伊藤がフォールした核心部を避け、とっさにショートカットを選んで手数をのばした森秋彩が初優勝を飾った。
男子決勝は是永敬一郎とベテラン中野稔、そして今大会で予選から勢いを感じさせた16歳の中上太斗の3人が上部核心部を突破。何度も気合の叫びをあげながらゴール目前まで到達したのは、ジャパンカップで何度も決勝まで進みながら、これまで優勝のなかった是永敬一郎だった。