国内初の小学生リードクライミング全国大会「岸和田CANCANカップ2018」結果

文 = 東 秀磯

9月23日、24日に大阪府岸和田市の商業施設(カンカンベイサイドモール)で全国小学生クライミング大会/岸和田CANCANカップが開催された。この競技会は小学校1年生から6年生までを対象とした国内初の小学生のリードクライミング全国大会であり、北は青森県、南は長崎県から約100名の小学生クライマーが参加した。

カテゴリーは小学生1・2年、3・4年、5・6年と2学年ごとのクラス分けと男女別に分けられたが、小学生1・2年生は安全面を考慮しオートビレイ装置による競技とされた。また競技は予選2本をフラッシングで行ない、決勝はオンサイトで行なわれる方式がとられた。

決勝ルートのグレードは小学生1・2年は5.11cで埼玉県の石田奏(2年生男子)と千葉県の原菜都美(2年生女子)の2名が完登。3・4年は5.12aで千葉県の波多野英傅(4年生)が終了点タッチ、5・6年は5.13aで千葉県の安楽 宙斗が完登して優勝した。


5・6年の部 表彰式

特に安楽選手は8月のジュニアオリンピックのユースC(小学校6年・中学校1年)でも優勝していたので、これで同クラスの全国大会2連覇ということになる。この大会は毎年開催される予定であり、小学生クライマーの競技能力を測る大会として興味深い。

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