ロープを使ったクライミングもやってみよう

ボルダリングで登り方の基本がわかったら、次はロープを使ったクライミング(ルートクライミング)にも挑戦してみましょう。ルートでのクライミングは、クライマー(登る人)と、ビレイヤー(クライマーが墜落しないようにロープを確保する人)がペアになって行ないます。
 
ルートクライミングには、トップロープとリードクライミングの2種類がありますが、ここでは、クライマーが常に上から確保されていて、より安全度の高いトップロープでのクライミングを楽しみます。

 

課題のグレード(難易度)

 


 
ボルダリングは級で難易度が表されていましたが、ルートクライミングは、小数点のついたデシマルという数字で表されます。
 
そして5.10以上は数字のほかにa、b、c、dがついて、さらに細かく表示されます。つまり、5.7より5.8、5.9が難しく、5.10aより5.10bのほうが難しいというわけ。
 
難易度は大抵、課題のスタート地点に書かれています。初めは5.7、5.8くらいから登ってみるといいでしょう。

 

トップロープの登り方

 


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    ハーネスを正しく装着しているか、ロープは正しく結ばれているか、お互いに確認する。


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    クライマーはビレイヤーに「登ります」と声をかけ、「どうぞ」という返事をもらってから登り始める。


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    このジムの場合はボルダリングと同様、同じ色、同じ形のテープがつけられたホールドだけを使って登っていく(ジムによって課題の表示方法が違うので、わからなかったらスタッフに確認しよう)。


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    ゴールを目指して登っていく。高くなっても落ち着いて。